地熱発電ソリューション

地熱

私たちの身近に蓄えられた無限でクリーンなエネルギー"地熱"、私たちはこの"大地の恵み"を「地熱発電」から「温泉開発」まで幅広く携わり、皆さまに提供いたします。

標準的な地熱・温泉開発プログラム

1.相談

目的と予算に合わせた開発方針・調査方法を相談いたします。

2.井戸掘削工事

(1)事前調査

 地表調査の実施および調査結果に基づく井戸掘削場所の選定を相談いたします。

(2)掘削場所の選定

(3)工事中

 井戸掘削中に各種坑井調査を実施し、掘削方針について相談いたします。

(4)掘削工事の方針の相談

(5)工事終了後

 井戸の各種調査を実施し、井戸の能力評価を行います。

3.貯留層評価

坑井内調査、トレーサー調査結果に基づく貯留層シミュレーション解析等に基づき貯留層能力を評価し、 開発計画について相談いたします。

4.発電所稼働

地熱井調査、熱水調査を継続し、貯留層管理に基づく発電所の順調稼働について相談いたします。

5.保守・貯留層管理

6.環境アセスメント

・大気・水質および騒音調査
・濃度および騒音レベルに係わる計量証明
・地滑り調査
・精密測地測量
・微小地震観測等

掘削の仕組み

地熱井の掘削は岩石を切削・破砕する、ビットと呼ばれる工具を回転して行われます。このビットに荷重をかけてキリのようにして掘ります。地上にはドローワークスという掘削機械がありパイプを回転させます。ビットはこのパイプ先端に付いていて、ドローワークスで回転数やビットの荷重を調整することによって掘削が行われます。ドローワークスはビット交換などのための昇降も行います。

掘削すれば掘屑も出ますが、その掘屑は様々な薬品を添加したもの(泥水といいます)をポンプでパイプの中から送って排除します。泥水はビットを冷やしたり地質の崩壊を防ぐ働きもします。坑壁とパイプの間を通って地上に出てきた泥水は掘屑を除去した後、再びポンプで坑内に送られます。

掘削の流れ

1.プランニング

探査部門・発電部門と打ち合わせの上、坑井掘削計画を立てます。

2.リグアップ

リグ(掘削機械一式のこと)を掘削現場に搬入し組み立てます。

3.掘削開始

ビットで掘削を開始します。

4.ケーシングセット

ある程度まで掘削したら地層が崩壊したり逸泥が発生しないように坑径より少し小さいパイプを底まで入れ、パイプと地層の間をセメントで完全に固定します。このパイプのことをケーシングパイプ、セメントで固めることをケーシングセメンチングといいます。

5.掘削

ケーシングパイプより少し小さいビットで再び掘削します。掘削深度に応じて、この掘削とケーシングセットを繰り返し坑径をだんだん小さくしながら(最終坑径22cm)深くまで掘進していきます。

・傾斜掘り

坑井はまっすぐ掘るのではなく、特殊な道具を用いて途中で曲げて掘削されます。これで蒸気生産層(地熱貯留層)が掘削地点の真上でなくても掘削でき、一ヶ所から多数の蒸気生産層を狙うこともできます。
この掘削方法のことを傾斜掘りと言います。

・逸泥・泥水冷却

泥水が地層中の割れ目などに流れ出てしまうことを逸泥といいます。逸泥が発生すると掘屑が排出されなくなるのでセメントで割れ目を固めて防ぎます。また深くなって地層の温度が上昇すると泥水の温度も上昇し沸騰してしまうので、泥水を装置で冷やします。

6.噴気

蒸気生産層は地層中の大きな割れ目なので当てれば逸泥します。もし割れ目が小さければ高圧ポンプで水圧をかけて地層を破砕し、割れ目を大きくさせます。これをフラクチャリングと言います。そしていよいよ噴気を行いますが、大型コンプレッサーで高圧空気を坑井に吹き込む方法を用います。これを噴気誘導作業と呼んでいます。蒸気が出てくれば発電所にパイプラインを通して蒸気が送られ、タービンを回し電気が作られます。

7.解体

掘削作業が終わったリグは解体され、次の現場へ運ばれていきます。